荒谷 卓
熊野飛鳥むすびの里代表
私は、真に日本を守り、日本を蘇らせていくために一番大事なのは、政治をどうにかしなければいけないとかいうことではなく、一人ひとりが日本人としての生き方をしっかり実践することだと思うんです。一人ひとりの日本人が伝統的社会規範に基づいた生活を実践しているからその地域、国は日本になる。
周りが全部反対しても、自分が本気でやろうと思い続けて行動すれば事は成る、深い闇も破っていけるというのが実感です。
この「熊野飛鳥むすびの里」の活動にしても、名古屋から特急で三時間もかかる山奥で「俺はここから日本を、世界を変える」と言っているわけだ(笑)。おそらく周りの人は「この人、何を言ってんだ」と思っているでしょうが、私は本気で信じているんですよ。
伊藤祐靖
特殊戦指導者
日本を蘇らせるために必要なのは、まず一人ひとりが日本をどうしたいのか、国民皆で何を目指したいのかをしっかり決めることですよ。日本は何を目指し、国民全体は何を望んでいるのかを決めない限り、日本を蘇らせる方法も語れないと思います。
やっぱり、本気じゃなきゃ何事も成せません。あとは、本気で取り組むことのために、それ以外のことをどれだけ捨てられたかが、生きるか死ぬか、成功と不成功を分けるのだと思います。あれもこれもと言っていたら何も手に入れることはできないんです。
致知 2021年6月1日 発行/ 7 月号
特殊部隊に学ぶ危機を突破する最強組織のつくり方