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2017-04-20 13:20 0 comments

82 韓国UAEから受注の原発建設破綻か(0)

引用元 

11月6日朝の韓国KBSは新古里原発の制御ケーブルの問題がUAE原発建設の破綻につながりかねないと報道した。
今回は前回ブログの補足と現在までの状況を時系列でとりあげる。一般に報道されている情報からなので日時が多少不正確な点はご容赦。
2009年12月27日韓国UAEから原発建設を受注。
2010年受注時アバウトであった裏条件について折り合いがつかずUAE暴露。
2011年100億ドルの融資資金にめどが立たずサムスンみずほラインへ。注1.
2011年1月延期の起工式再延期。
2011年2月起工式再々延期。
2011年3月11日東日本大震災、14日起工式。
2011年3月東日本大震災で、日本関係は政治経済すべてがストップ。
2012年7月18日UAE1号機着工式。注2.
2012年11月21日1,2号機着工式。注3.
2013年5月28日UAE2号機着工式。同日部品不正問題発覚。
2013年6月UAE部品不正問題徹底調査申し入れ。新古里3,4号機は建設ストップ。
2013年7月~再開後、部品試験、制御ケーブル火炎試験が通過できず再度ストップ。
注2.これは誤り。正確にはUAE原子力規制委員会が原子力公社に対し原子炉2基の建設を承認しただけ。
注3.1号機着工式。
2011年以降よく調べてみると綱渡りしながらもしぶとくプロジェクトを継続していた。これについては後述する。8月以降は加速度的に事態が悪化し、国の威信をかけた国家プロジェクトのイメージダウンにつながる事件が頻発してもはや手がつけられなくなりつつある。その一つの表れがKBSの報道ということだろう。こちらのブログだけでは不透明、不確実であったものが、事態が進みまた相手方当事者から情報が出てくると確かな検証ができる。韓国側からの最初の記事は対比ができると同時に結局は日本に頼らざるを得ないという絵に描いたようなパターン記事だ。部品試験がいいかげん、試験成績書が偽造、そして部品そのものも不良品。日本の原発制御ケーブルメーカー、日立と、東芝ウェスティングハウスだと思うがはたして韓国を助けるだろうか。2番目の記事は原発安全稼働60年保証の問題で、予想通り60年耐久を40年耐久と20年分の手抜き工事がばれたブーメラン自爆記事である。
....制御ケーブルが購買先の確保が不能になり、新古里(シンゴリ)3・4号機の建設日程が相当期間漂流しかねない情況が随所で感知されている。 輸出実績まで上げながら常勝疾走するかに見えた韓国型原発に対する対外的信頼が急激に失墜するだろうという憂慮も深まっている。
17日、電力業界および国会産業通商資源委員会関係者たちの話を総合すれば、新古里3・4号機に設置されたJS電線の制御ケーブルが火炎試験を通過できず、新しいケーブルに交換しなければならないが、新しいケーブルの納品業者を探すのが容易ではない。
まず部品国産化を推進してきた脈絡で見れば、できるだけ国内で購買先を確保しようとする試みがなされうる。 韓国水力原子力に登録された原子力発電所ケーブル業者現況を見れば、新しいケーブルの供給が可能な業者はLS電線、JS電線、大韓電線、キョンアン電線、ソウル電線、極東電線など6社に過ぎない。 ここで登録業者とは、原子力発電所ケーブル納品に入札できる資格を備えているという意味だ。
問題はこれらの業者の中で原子力発電所ケーブル納品に速やかに応じられる所が一ヶ所もないというところにある。 ひとまず不良部品を納品したJS電線は除外される。 チョン・ヨンガプ韓水原副社長は去る16日、記者たちと会った席で「(発電に支障をきたさせたJS電線に対しては)求償権請求を検討している」と話した。 JS電線は熱劣化処理をせずに表面だけを軽く焼いた‘生ケーブル’状態で試験機関に試験を依頼するなど実験条件自体を操作した事実まで露見した。
LS電線側の事情も簡単ではない。 LS電線は以前交換が決定された新古里1・2号機と新月城(シンウォルソン)1・2号機のケーブル交換作業を始めているところだ。 すでに問題になったケーブルを納品したJS電線の親会社であるLS電線が新しいケーブルへの交換作業を始めることが適切なのかという論議に包まれた経緯がある。 さらには去る10日、公正取引委員会はLS電線をはじめとして原子力発電所ケーブルを納品してきた企業等に対する‘談合’不正実態を公開した。
残りの登録企業等は、事実上原子力発電所ケーブルの納品条件を備えていないと把握されている。 韓水原関係者は「ほとんど供給意向がない企業等」と話した。 収益が高くないうえに性能検証作業通過に対する負担などでLS側以外は原子力発電所ケーブルを納品していない会社だ。 結局、国外に目を向けるほかはないが、こうした場合には竣工時点がさらに遅れざるをえないという負担がある。 韓水原に登録された国外業者は2社あるが、韓水原側は業者名簿を公開していない。 ソ・ギュルリョル ソウル大教授(原子核工学)は「国外企業等は我が国に比べてはるかに安全規制などが厳しいので、竣工時点がさらに遅れることになるだろう」と話した。
新古里3・4号機が‘初モデル’という点も障害物だ。 安全等級ケーブルの機器検証(EQ)を通過した業者が全世界のどこにもなく、検証期間が長くかかることになりうる。 アラブ首長国連邦(UAE)原子力発電所の参照発電所であり、2015年9月までに稼動しなければペナルティを払わなければならず、これに伴う信頼失墜も甘受しなければならない。 ソ・ギュルリョル教授は「このあいだは書類(試験成績書)だけが偽造されたことであって、物(ケーブル)は大丈夫だという立場を堅持してきたが、今は両方とも問題だということが明らかになっただけに、すでに‘韓国型原子力発電所’は信頼度で大きな打撃を受けた」と話した。韓国水力原子力側が16日に行った再試験失敗を知らせる記者会見で、ケーブル交換作業に必要とされる期間について全く言及できなかったのも、このような困難が背景にあるためだ。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/15839.html

....国内最初に60年の設計寿命を持ったことで広報された新古里原子力発電所3・4号機が、実際には寿命40年で短縮設計されたという指摘が提起された。設計寿命というのは、原子力発電所設計時設定した有効期間で、原子力発電所の安全性と性能基準を充足しながら運転可能な最小限の期間を意味する。
28日国会産業通商資源委員会所属の正義党キム・チェナム議員が、韓国水力原子力と韓国電力技術から提出させた国政監査資料によれば、新古里3・4号機部品の中で原子炉、蒸気発生器、原子炉冷却材ポンプ、原子再生熱交換器など一部機器だけ60年寿命と設計され、残りは全部設計寿命が40年だった。この中には、ポストテンションシステム、格納建物鉄板など原子力発電所をひとまず稼動すれば、事実上交替が不可能なものなども含まれている。ポストテンションは、爆撃など外部のどんな衝撃にも耐えられるように強化鉄筋を格子紋でこまかく設置する原子力発電所建築方式だ。特にポストゥテンショニンの場合、韓水原と韓電技術が結んだ’新古里3・4号機総合設計サービス契約書’に’60年設計寿命にする’で明示されているが、これをまともに守らなくて拙速・不良工事という指摘も出る。韓水原は、原子炉冷却材系統など核心設備を除いた残り機器は、交替が可能で設計寿命延長に問題がないと明らかにしたが、これは当初設計寿命が60年でないという事実を自ら認める格好だとキム・チェナム議員は指摘した。
設計寿命縮小が事実ならば、アラブ首長国連邦(UAE)原子力発電所輸出も支障が避けられないことと憂慮される。我が国がUAEに輸出した原子力発電所は、新古里3・4号機のような韓国型’APR-1400’機種だ。 輸出契約も設計寿命60年で締結されて、その期間までは我が国が品質を保証しなければならない。新古里3・4号機ノ主な部品の中で設計寿命が40年である部品の購買金額は、合計1兆1千600億ウォンに達する。 設計寿命を60年まで延長するために、部品交替費用でそれだけを追加支払うこともなるという話だ。キム・チェナム議員は”もし、品質保証期間に交替する部品のメンテナンス費用を私たちが負担するように契約したとすれば、原子力発電所輸出で稼ぐ収益をそっくり交換費用で支払わなければならないあきれる状況”と指摘した。 ソウル=聯合ニュース
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2013/10/28/0301000000AKR20131028081100003.HTML
注1.
2010年という年は李明博の絶頂期で、日本の政権は朝鮮傀儡民主党であり、その幹部のほとんどに彼の息がかかっていた。選挙そのものが民団のおんぶにだっこであり、前原の政治献金なんて当たり前の世界であった。野田なんて選挙は全部民団任せ当選の挨拶はまず民団にというありさまだったのである。先々週の週刊誌に野田のインタビューが掲載されていたが、李明博は尊敬する大先輩とし目標にしてきたそうだ。もっとも最後には裏切られたといいわけしていたが...。野田の首相の時代に慰安婦賠償問題があり、裏側で話が進んでいた。韓国がいいといえば終わった話が、足りない,もっとよこせという話になりまとまらなかった。その直後政権が交代し、安倍となってすべてが終わってしまい、あのとき手を打っておけばよかったという贅沢な韓国人の恨み節の時代だったのである。管にしても野田にしても完璧にバカにされていた。李明博はテレビにしてもあらゆる会合においても日本乗っ取り完了といって韓国人を喜ばせていたのだ。調子に乗りすぎたのが2012年。ある大学の講演においての天皇土下座侮辱発言である。たいていの発言は韓国ネットでも米国ネットでも大騒ぎする連中が完璧に沈黙。実に見事であった。さすがにやばいと思ったんでしょうな。結果それから日韓関係は最悪となった。もうこのころは日本人もネットで情報交換を頻繁に行うようになっていて、この種の情報は瞬時にアップ拡散されるようになっていたのである。この大阪の在日朝鮮人であった李明博が大統領となって、財閥と結びつき特にサムスンを世界企業へおしあげる。その陰にいたのがみずほ銀行だ。現在みずほはサムスンの大株主で、サムスン傾けば、みずほも一緒というところまではまり込んでいる。今回、みずほが反社会的勢力への貸し付け問題で経営陣の謝罪と処分があったが、歴代頭取の容認については親韓麻生も放置することができなかった。その筋が興味を示していたからだ。みずほだけではなく、もともとグレーサラ金は在日朝鮮人経営がほとんどで、そういう関係からも日本の銀行と韓国とのつながりは非常に強かったという点には注目だ。ここで接点を整理しよう。UAE原発の施工企業体は、韓国電力、現代、サムスンである。
民主党...李明博...サムスン...UAE...韓国輸出入銀行...みずほ
表裏が完全につながりますな。これが2010年時点でのUAE融資の基本軸だったようだ。
2013年のみずほの韓国輸出入銀行に対する5億ドル融資はこういうつながりの延長ではあるが、それ以上に3000億ドル以上の外貨準備金があると豪語する韓国経済実態の悲惨さを示しているところに興味を引かれる。国策銀行にたかが5億ドルもまわせないのかという話だ。世界で唯一外貨準備金の中身を公表していない、いや、公表できない国であるから実態はわからないが、米国債の保有高でだいたいのことはわかる。9月の時点で200億ドルを切っていたから、まあ楽ではないようですな。国内で調達できなかったということは要するにドル欠。融資がドル建てということは対外支払いということで直近の可能性としてはUAEしかないと思われる。
さて一度最初に戻る。2009年受注発表の際には細かい付帯事項はすべて除かれた。100億ドル融資ものちの原子力公社との交渉の中での取り決めとされていた。2010年の交渉の中でこの件についてくいちがいがでてきた。UAEは一括融資。韓国は最大限100億ドルの年間必要融資という解釈の違いだ。韓国は2020年完成までの10年間に、年最大10億ドルという考えだ。UAEは詐欺だと思ったろう。ついには怒って裏条件を全部リークしてしまった。この時点での韓国の考えは、年10億ドル程度輸出入銀行への予算積み立て増と、年5~10億ドル程度の日本からの融資。(このあたりにみずほがからんでくる)。韓国国内の騒ぎを押さえ込んで、輸出入銀行の10年融資とし融資銀行団を設定したもののうまくいかず起工式は無期限延期となった。明けて2011年折り合いがついたのか3月起工式、同月、東日本大震災。あてにしていたと思われる日本ルートは消えてしまった。本着工までに残されていたのが保険問題。大手保険会社の引き受け情報はないので、何か形を作って最終的には政府保証、国家保証のようなスタイルにしたのだろう2012年7月に承認がおりた。11月着工そして1年たって第一回目の融資5~10億ドルの支払いが輸出入銀行借入の理由なのだろうか?
はたからみているとつま先一本で凌いでいるという感じだ。確かにビジネスであるから相手との交渉でお互い納得していればいいということかもしれないが、このプロジェクトはもっと大事なものが破綻してしまっているような気がしてならない。そう思うのは小生だけであろうか。それにしても、さすがに今回はピンチだろう。どう凌ぐのか注目だ。  それではまた。     この後の経過は以下のブログでどうぞ....UAEは沈黙(韓国UAE原発建設)

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