争点は、投稿が「品位を辱める行状に当たるか。代理人の小倉秀夫弁護士は「政治的発言でなくても、岡口裁判官に対する市民の信頼、裁判制度に対する信頼を害するかが問題になる」と説明した。
それでは、弾劾裁判の初公判を3月2日に迎える予定の岡口裁判官が上品で言動に問題のない、表現にも節度をもっている数々の証拠を見てみましょう。
まずは応援団のコメントから。何でも「不当」がお好きなご様子。
岡口基一裁判官の罷免に反対する共同声明への賛同者(弁護士)
懲戒請求裁判原告弁護士 赤字
懲戒請求裁判代理人弁護士 青字
倉重公太朗(「なんとなくおかしなやつだ」という程度で裁判官が職を失う事態となれば、世間に発信する裁判官は皆無になり益々裁判所と世間のズレが拡大して現実社会の実態を反映した司法が実現できなくなるので今回の処分に反対します。)
市橋耕太(訴追は明らかに恣意的なものであると思われるため。)
池田賢太(弾劾裁判の要件を満たしていない不当な訴追であると考えます。)
佐々木亮(法曹資格を失わせる処分はいくら何でもやりすぎだと思います。不当な訴追だと思います。)
神原元(岡口さんのような、SNSで庶民と気軽に交流するような裁判官こそ理想です。官僚組織である日本の司法機関は、人間味のある裁判官を排除し、統率しやすいロボットのような裁判官を求めているのだろうと思います。裁判が血の通ったものであるべきだとすれば、人情味のある人こそ裁判所に残すべきです。)
矢﨑暁子
江夏大樹(裁判官には表現の自由が保障されなければならないからです。)
北周士
宋惠燕
山口貴士(表現の自由のない裁判官に市民の表現の自由は守れない。)