金銭払わされた行為「いじめと認識」横浜市教委が謝罪
2月13日 19時37分
原発事故で横浜市に自主避難してきた生徒がいじめを受けていた問題で、生徒が、同級生におよそ150万円を払わされた行為もいじめと認めるよう求める手紙を市長に提出しました。教育委員会は、これまでの見解を変え、この行為を「いじめの一部と認識する」と謝罪しました。
この問題で、横浜市教育委員会の第三者委員会は、現在、中学生の男子生徒が福島県から転校してきた横浜市の小学校で、名前にばい菌の「菌」をつけて呼ばれるなどしていた行為は、いじめと認定しています。
一方で、遊ぶ金としておよそ150万円を払わされた行為は、同級生が「おごってもらった」と話すなど双方の主張が異なり、いじめと認めていませんでした。
13日、生徒側の弁護士が市役所を訪れ、金を払わされた行為もいじめと認めるよう求めて生徒が記した手紙を林文子市長に宛てて提出しました。この中で、生徒は「どうして教育委員会は一部だけを見て全体を見てくれないのか。学校は被害者側の言い分を聞かずに決めたのか」などと訴えています。
これを受けて、横浜市教育委員会の岡田優子教育長が会見し、金を払わされた行為について、法律が定めるいじめの定義に当てはまることや、第三者委員会の報告書が金を払った背景にいじめがあったとしていることを踏まえ、これまでの見解を変え、「いじめの一部と認識する」と明らかにしました。教育長は「生徒の気持ちを受け止められず、おわびします」と謝罪しました。
生徒の手紙全文
原発事故で横浜市に自主避難してきた男子生徒がいじめを受けていた問題で、生徒が横浜市の林文子市長に宛てて記した手紙の全文です。生徒の言葉を弁護士が聞き取って記したもので、同級生におよそ150万円を払わされていた行為についても、いじめと認めるよう求めています。(以下、全文)
どうして、横浜市教育委員会は、一部だけを見て、全体を見てくれないのか。
どうして、お金を出せと言われたことを黒塗りにしたのか。
どうして、放置し続けたのか。お金をとられたことを、いじめとしてくれないのか。
どうして、学校は、被害者側の言い分を聞かずに、加害者側の言い分だけを聞いて、決めたのか。
どうして、副校長は、僕が、お母さんとお父さんを通じて話したことを、きちんと校長先生に伝えなかったのか。
どうして、副校長は、僕のせいにしたのか。知りたいし、話を聞いて欲しい。
横浜市長「おわびの気持ち伝えたい」
横浜市の林文子市長は、教育委員会がこれまでの見解を変えたことについてコメントしました。
その中で、生徒からの手紙について「長い間、不安を抱える中、未来に向けた一歩を踏み出そうと精いっぱいの勇気を出して、私に気持ちを伝えてくれたのだと受け止めています。長い間、つらい気持ちを抱かせたままにしてしまったことについて、おわびの気持ちをお伝えしたい」としています。
そのうえで、教育委員会が見解を変えたことについて、「再発防止にしっかりと取り組むためにも、金銭の支払いを『いじめ』だと受け止めたものだと認識しています。来月に再発防止策をまとめ、いじめ防止の取り組みを強化していきたいです」としています。
生徒の保護者「どこでも起こりうる『いじめ』」
横浜市教育委員会がこれまでの見解を変えたことを受けて、男子生徒の保護者が弁護士を通じてコメントを出しました。
それによりますと、「やっと謝罪して頂けたという思いしかありません。本来なら第三者委員会の報告書が出された時点ですぐに謝罪してほしかったです」としています。
その上で「福島から来たこともあり、『原発いじめ』というくくりで大きく取り上げられましたが、今回の件はどこでも起こりうる『いじめ』です。現在も全国でいじめに苦しんでいる子どもたちがいます。今度こそ、学校、教育委員会には、いじめに率先して介入して子どもたちに寄り添い、いじめの解決に向けて対応できる組織改革をしてほしいです」と訴えています。
.....横浜市教育委員会外患罪告発については、副読本に掲載の方向が見えた時点で告発することを明らかにした。そうすると、この件がなんとその次の日に不掲載となっている。今回、当初は見送り方針であったが、いじめ150万円問題であまりにも非常識な教育委員会の対応に、全体として未遂罪を含めて、外患罪すべての告発を10日に決定、外患罪告発概要リストにアップしたものである。
11日から送付開始。なぜか突然13日にいじめを認める謝罪会見が行われたそうだが、すでに告発状は発送済みである。
PDFの分がこれからなので今更変更がきかない。未遂も罰する罪状なので、告発に問題はないが、まあ、迷惑なアリバイ作りである。横浜地検への告発状についてはどのようなものであったかを公表するので、署名捺印の判断材料にしていただきたい。
告 発 状
横浜地方検察庁 検事正殿 平成 年 月 日 No95
告発人
氏名 印
住所
被告発人
教育長 岡田 優子(おかだ ゆうこ)
教育長職務代理 委員 今田 忠彦(いまだ ただひこ)
委員 間野 義之(まの よしゆき)
委員 西川 温子(にしかわ あつこ)
委員 長島 由佳(ながしま ゆか)
委員 宮内 孝久(みやうち たかひさ)
第一 告発の趣旨
被告発人の現在進めている以下の行為は、以下の罪名に該当し、看過できないので、厳重に処罰されたく、ここに告発する。
第二 告発の罪名
刑法 第八十一条(外患誘致)
刑法 第八十二条(外患援助)
刑法 第八十七条(未遂罪)
刑法 第八十八条(予備及び陰謀)
第三 告発の事実と経緯
現状、韓国との竹島問題、北朝鮮との拉致問題や核ミサイル実験問題、そして中国との尖閣問題等は法の定める有事にあたる事態であるのは国民が等しく認めるところである。
2016年10月11日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国軍が18年から鬱陵(ウルルン)島に中・大隊以上の海兵隊部隊を巡回配置する計画を明らかにした。
韓国海兵隊司令部は同日、国会国防委員会に提出した業務報告資料において、「巡回方式で鬱陵島に兵力を配置し、攻勢的な部隊運用のための与件を整える」との方針を明らかにした。来年から現地訓練場と宿営施設の建設工事を始めるという。
配置される海兵隊部隊は上陸突撃装甲車を含む基本的な戦闘装備を備え、北朝鮮に対する警戒や圧力を強めるほか、作戦領域として鬱陵島の東方約90キロにある竹島を念頭に置く見込みだ。韓国メディアは、「外部勢力が独島(日本名:竹島)に侵攻する兆候がみられた場合、鬱陵島の海兵隊が独島に上陸し防衛することになる」と伝えている。
このような事態に対応するため、日本国憲法では刑法で外患罪が定められている。
この適用と運用についてはすでに国会において以下のように見解が示されている。
第183回国会
衆議院 法務委員会 第15号
平成25年5月29日
稲田政府参考人(法務省刑事局長)
今の点につきまして、私の方から、まず解釈につきまして若干御説明させていただきたいんです。
今御指摘のありました外患誘致罪における「日本国に対し武力を行使させた」ということの意義そのものにつきましては、これも一般に言われているところでございますが、我が国に対して壊滅的打撃を与えた場合に限らず、例えば我が国の領土の一部に外国の軍隊を不法に侵入させたときもこれに当たるというふうに解されているところでございます。
その上で、今御指摘のような話につきましても、外国との通謀があって、しかし武力行使に至らなかった場合でありますとか、さらには、外国との通謀を開始いたしましたが合意に達せず、通謀自体が未完成な場合であっても、それは外患誘致罪の未遂犯として処罰の対象となると解されているところでございます。
先ほど委員御指摘もございましたように、この罪につきましては、予備罪、陰謀罪もございますので、ただいま申しました未遂に至らないような予備、陰謀の段階でも処罰の対象となっているというところでございまして、重大な打撃を我が国に与えた後でなければ罪を問うことができないというものではないというものであるというふうに考えております。(引用終わり)
日本国憲法における外患罪は対外存立法である。その法意はいかなる事態においても国家の存立と国民の安全と平和を守るというところにある。この法の施行に際しては、自由、人権その他が制限されることがあるし、特に紛争相手国や関係国については、国益上、反日行為は厳しく罰せられる。
紛争相手国や関係国国民への生活保護その他の援助や補助金についても明らかな利敵行為として停止されるのは当然のことである。
それに公然と反対する行為はまさに明らかな反国家、売国行為であり、また意図して日本人を貶める行為は外患誘致罪をもって罰するしかない。
このような状況下で、「関東大震災(一九二三年)での朝鮮人・中国人虐殺」というねつ造事件を副読本に記載するという事案は看過できるものではない。
これに関与する者はいかなる理由があろうとも、すべてが有事対外存立法である外患罪に抵触しており、この意図的な日本人を貶める売国行為をなす教育委員を外患罪をもって厳正に処罰されるようここに処罰を求めるものである。
告発時点では施行されておらず、未遂事案であるが、外患罪は未遂も罰則規定(刑法第87条)がある。既遂の150万円いじめ事案を含めてここに告発する。
以下は事件の概要と関係資料である。
横浜市教育委員会が圧力に屈しました。「関東大震災(一九二三年)での朝鮮人・中国人虐殺」を「朝鮮人や中国人が殺害される痛ましい事件が起きた」との表現で副読本に記載すると報道されました。外患誘致罪リスト入りではないでしょうか。
私見では、このような恣意的な取り上げ方は言語道断であり、当時の記録は田山花袋氏による「東京震災記」が現場ルポとして非常に優れており、中には不逞鮮人の動向や日本人自警団に取り締まられ連行される描写もあり、これ以外のものが必要とは思えません。 田山花袋氏による誠実な記録を破壊し、朝鮮人の捏造歴史に加担する動きとして、横浜市教育委員会は外患誘致罪に該当すると考えます。
なお、横浜市立図書館は横浜市教育委員会の管轄であるため、「余命三年時事日記」が全図書館でたった2冊だけしか所蔵されていないという理由もこの教育委員会(横浜市の教育担当すべて)にあると思われます。
■東京新聞 【社会】
関東大震災「朝鮮人や中国人が殺害された」 横浜の副読本、草稿では削除
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201612/CK2016121402000120.html
横浜市教育委員会が発行する中学生向けの副読本の改訂版で、草稿段階では削除されていた「関東大震災(一九二三年)での朝鮮人・中国人虐殺」の記述について、市教委が市民団体の批判を受けて「朝鮮人や中国人が殺害される痛ましい事件が起きた」という表現で復活させる方針を固めたことが関係者への取材で分かった。来年三月までに市立中学校の全一、二年生に配布する。 (志村彰太)
(中略)
市教委は記述を再検討し、十二月に入り、おおむね内容が固まった。それによると、原稿は「死者二万三千人、行方不明者三千人、けが人四千二百人」などと大震災の横浜の被害者数を明記。その上で「混乱により根拠のないうわさが広がり、朝鮮人や中国人が殺害される痛ましい事件が起きた」と表現。「どうしてこのようなことが起きたのか、調べてみよう」とも記す予定で、「虐殺」の文言はないが、殺害の背景や原因の問い掛けも載せ、生徒に調べさせるよう誘導している。
市教委に要望書を出した「歴史を学ぶ市民の会・神奈川」の北宏一朗代表(75)は「虐殺の文言がないのは残念だが、全く触れていなかった草稿からは大きな前進だ」と評価している。
【魚拓】http://archive.is/IeGP6
■横浜市教育委員会
横浜市教育委員会事務局
〒231-0017 横浜市中区港町1-1
電話: 045-671-3240 – FAX: 045-663-5547 (総務課)
教育委員
教育長 岡田 優子(おかだ ゆうこ)
教育長職務代理 委員 今田 忠彦(いまだ ただひこ)
委員 間野 義之(まの よしゆき)
委員 西川 温子(にしかわ あつこ)
委員 長島 由佳(ながしま ゆか)
委員 宮内 孝久(みやうち たかひさ)
■東京震災記 田山花袋
※この目次の中で、「不逞鮮人の騒ぎ/動揺―雑踏―流言/瓦斯タンク/無気味の夜/不思議な竹の皮草履」までは、朝鮮人が窃盗や放火並びに暴力沙汰を起こしたことが文学的に綴られており、当時の世相がよくわかります。自警団に連行もされています。また、後半の目次には、外国人が見た日本人の素晴らしさも述べられています。これだけの教育的価値ある記録を資料とせずして、なぜ朝鮮人の圧力だけに従うのか理解できません。
■震災の中の日本人評
『日本人、えらいですな! こういう災厄にあっても、びくともしない。決して慌てない。それに親切だ!これは私達の国ではとても見られないことです』その外国人はこんなことをさも感激したように言って、救恤に路傍に出されてある握飯をさも旨そうにして食った。『こんなに日本人は親切だとは思わなかった! それ、御覧なさい! このシャツを!』こう言ってそれを引っ張って見せて、『これは、あの吉浜というところで、私が裸体で歩いていると、気の毒がって、路傍の見ず知らずの人がくれたんですよ。本当に、この地震で、日本人がわかった! 日本の本当の親切ということがわかった!』こうその外人は続けて言った。
■目次(前半)
この世の終りかと思った/一寸先きはわらかない/金棒の音/混乱したシインがシインに重って/表現派の絵/Sの話/I君の話/その時のさま/『オッ地震』/瓦の落ちる音/白い不愉快の雲/その雲に当った夕日/『下町はえらい火事だ』/裸蝋燭が一本/大きな梧桐の上から見た火事/私は出かけた(三日目)/赤坂離宮前の混乱/四谷見附の角/『食糧は送られつつあり』/一面の焼野原/ゲイトルに草鞋ばきのU氏/U市との対話/靖国神社の中の避難者/宇都宮の師団らしい兵士/九段の坂の上から見た焼野原/焼け落ちた租橋/散水井の詩/街上に不思議な怪物/焼けているお茶水橋/帰路/不逞鮮人の騒ぎ/動揺―雑踏―流言/瓦斯タンク/無気味の夜/不思議な竹の皮草履/五日目に再び/牛込改代町の崩壊/本郷台から厩橋へ厩橋の群集/死屍/河岸の悲惨な光景/隅田川/吾妻橋から枕橋へ行く間/源森橋から小梅へ/私の『廃墟』/『まア先生……』/かれらの話/百花園の避難者/被服廠/まるで炭団でも積み重ねたように/回向院の仏像/両国橋の雄姿/柳橋の狭斜街/廃墟/須田町の角/駿河台のニコライ堂/青い赤い仁丹の広告燈/弟/玄米しかない/二、三十年も逆戻り/須田町から銀座へ/丸善の崩壊/銀座の今昔/日比谷まで/雑沓した電車/再び表現派の絵/『また火事か』/日比谷公園の避難者/活動写真撮影/丸の内/丸の内ビルディング/不忍池の蓮/横浜の埠頭/ある船頭の話/箱根から東京までの汽車のレイルの上
■復刻版「東京震災記」解説 東京大学新聞研究所 廣井脩
http://cidir-db.iii.u-tokyo.ac.jp/hiroi/pdf/article/9127.pdf
関東大震災は近代の日本人が経験した最大の災害であり、かつ最大の悲劇だった。そのため、関東大震災の後には膨大な数の出版物が刊行され、この稀有な出来事を克明に記録している。(略)なかでもとくに、文学者たちの震災体験記や震災見聞記は、実におびただしい数にのぼった。(略)
田山花袋の『東京震災記』もそのひとつ。ご多分にもれず、花袋も震災直後に「何も悲観するには及ばない」とか「震災を機縁として」とかいう小文をものしているが、あらためて稿を起こし、震災体験をまとめて大正13年1月に刊行したのが『東京震災記』だった。
当時小石川に住んでいた花袋は、幸運にも地震の被害を直接に受けなかった。だから、その体験といっても避難者を受け入れたり、消息の知れない友人をたずねたり、焼け跡になった市内をほっつき歩いたりするだけである。その意味では、長田幹彦のような迫力に欠けているし、当時の花袋は50才でもはや晩年に近かったため、田中貢太郎のように残酷な場所にズカズカと立ち入ることもない。
けれども、わたしの興味をもっとも引きつけるのは、廃墟をみるたびにかれが吐露する一種の無常観である。くわしくは本文をみてもらいたいが、これは、花袋の著作『東京の三〇年』に貫かれている、滅びゆくものへの深い哀惜の念と共通するものであろう。けれども一方では、それこそ鴨長明以来の、災害にたいする日本文学の主要な見方ともいえるし、また日本人一般の災害観を強く反映しているともいえるのではないだろうか。そしてなにより、『東京震災記』を読むと、震災当時の東京の混乱ぶりや騒然とした雰囲気が手にとるようにわかるのも興味深いことである。東京にいつ直下地震が起こるかわからないといわれている今日、震災に関心をもつ人にぜひ一読をおすすめしたい。
“150万円の支払い” いじめ認定は困難 横浜市教委
原発事故で、横浜市に自主避難してきた生徒がいじめを受けていた問題で、生徒側が、同級生におよそ150万円を払わされていた行為もいじめと認定するよう求めていることについて、横浜市教育委員会は、認定は難しいという考えを示しました。
この問題は、原発事故で横浜市に自主避難してきた現在、中学1年の男子生徒が、転校してきた小学校でいじめを受けていたもので、生徒側は、同級生に遊ぶ金としておよそ150万円を払わされていた行為が、いじめと認定されなかったことについて、市側に改めるよう求めています。
これについて、横浜市教育委員会の岡田優子教育長は、20日、開かれた市議会のこども青少年・教育委員会で、「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」と述べ、いじめと認定するのは難しいという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170120/k10010847081000.html