どんたく0415
余命様、余命プロジェクトの皆さま、激務でお疲れさまです。お休みはゆっくり取ってください。
川崎デモの件で、日本共産党川崎中部地区委員会のツイッターで他の議員やC.R.A.C.Kがこの件について発信しています。
2017年7月14日 はたの君枝 日本共産党衆議院議員
ツイッター“7月14日午前、君嶋ちか子県議、市古てるみ川崎市議団長、大庭ゆう子川崎市議と一緒に県警本部を訪れ、16日と予告されたヘイトデモを許可したことに対し、ヘイトデモの実行を許さず、昨年制定されたヘイトスピーチ解消法に基づき、法の精神を最大限踏まえた対応を行うよう、強く要請しました。”
2017年7月14日 大庭裕子 日本共産党川崎市会議員
ツイッター“16日、中原平和公園付近で再びヘイトデモが計画されています。昨年6月多くの市民が包囲し、実質的に許さなかったデモ。県警は、このデモ申請を許可してしまいました。このことに対して、中原区に関わる4人の議員名で、申し入れを行いました。”
2017年7月11日 C.R.A.C.K
ツイッター“「ヘイトデモ許可するな」抗議先は以下。中原警察署 警備課 tel 044-7xx-xxxx
神奈川県警 総合相談室 tel 045-6xx-xxxx
神奈川県公安委員会 tel 045-2xx-xxxx
日本共産党さいたま市南区委員会へようこそ ttps://blog.goo.ne.jp/minamiku100/e/1f870477e595e758d55347b9d69fd3d0
2017年7月15日 川崎ヘイトデモ許すなーはたの氏ら 県警に厳重要請
川崎市中原区で再びヘイトスピーチ(差別扇動行為)のデモが行われようとしている問題で、日本共産党の、はたの君枝衆院議員(南関東比例・神奈川10区重複候補)は14日、デモ申請を許可した神奈川県警本部(横浜市中区)を訪れ、許可に抗議し、市民の安全・安心を確保する警備を行うよう申し入れました。
党県議団(6人)の君嶋ちか子議員と、党川崎市議団(11人)の市古映美団長、大庭裕子議員が同席しました。
川崎市ではこれまでも、在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチが繰り返されています。昨年5月にはヘイトスピーチ解消法がつくられましたが、ヘイトスピーチを繰り返してきた人物は、同年6月に中原区内でヘイトデモを告知。当日は、市民数百人が抗議し、デモを中止に追い込みました。
申し入れで、はたの氏は、前回のデモは病院前で混乱が起き、バスの運行にも支障を来したと説明。「法の趣旨にのっとり、厳重に警備に臨んでいただきたい」と述べました。
君嶋氏は、ヘイトスピーチの被害者とその家族は長期間苦しめられていること、市議会では全会派がヘイトスピーチを許さない立場に立っていることを説明し、デモ申請の許可に抗議しました。
今回のデモは、インターネット上で「総反撃」と称して「川崎でデモやります!」と告知されています。日時や場所は特定されていませんが、「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は、16日に行われると見込み、同日午前10時から、中原平和公園(中原区)で抗議行動を計画しています。
日本共産党川崎市会議員 市古てるみ http://www.ichiko-terumi.jp/archives/9269
懲りずにヘイトデモが・・・ 2017年7月16日
7月14日、過去にヘイトスピーチデモを行ってきた人物により、中原区内の平和公園付近で、ヘイトスピーチデモを行うとの告知がされましたが、そのデモの許可申請が神奈川県警に行われ、許可がされ、と聞き、急きょ、はたの君枝衆議院議員、君嶋ちか子県会議員、大庭裕子市会議員とともに、神奈川県警に抗議と申し入れに出向きました。
対応した県警担当者は、申し入れされた文書については、「たしかに受け取りました」というものの、16日何時頃からデモが行われる予定なのかについても「一切答えられない」と話しました。
私は昨年の6月にも同様な人物によって、デモが行われようとしたが、あのときも道路許可申請を受理した、周辺の病院、住民にも多大な迷惑をかけたこと、すでにヘイトスピーチは言論の自由の範疇とは言えない犯罪であるし、そのような人物に再びデモ許可申請を受理し、許可するなどやってほしくなかったと主張しましたが、“聞き置く”という態度で、「警備は厳重にします」と答えるのみでした。
7月16日当日、私たち日本共産党は、ヘイトスピーチそのものに反対し、11時頃から行われようとしているデモに対して、行わないように抗議の行動と市民に方々にヘイトスピーチの本質を理解していただくために、武蔵小杉駅でチラシの配布を行いました。
チラシの受け取りは非常によく、中原平和公園に向うカウンターの人でしょうか、場所を確認しながら、平和公園周辺に向っている人もたくさんいました。何しろ凄まじい警備体制です。ヘイトスピーチを許さない、と抗議し被害を受けている当事者を支援する人々も1,000人ほどおりました。
警備する警察官もそれほどいたのではないでしょうか。まさに、国会で大きな行動があったときと同じくらいの警備体制でした。デモを許可したということは、もし、ヘイト集団がうまく警察の包囲網のなかに降り立てば、彼らは警察に守られてデモを行うこともできた構図になっていました。
16日にヘイトデモ主催の人物は観光バスに乗って中原区の平和公園近くまできたようです。抗議するカウンターの目を盗んで、少し離れたところでバスから降り、デモをする予定だったようですが、カウンターの人たちに見つかり、そこに警察官が駆けつけ、結局彼らはバスから降りることができなくなり、退散せざるを得なかったと、後で聞きました。
初めからヘイトデモをこの間行ってきた人物からのデモ申請なのですから、警察は許可を下すことはやめるべきだったのではないでしょうか。日曜日、ものすごい数の警察官が警備に動員されました。その経費のことを考えただけでも、県警のやり方には納得できません。
日本共産党川崎市議会議員 かたやなぎ進 ttp://www.katayanagi-susumu.jp/archives/1107
6月5日、ヘイトデモは「表現の自由の保障の範囲外」(横浜地裁川崎支部)が実践で明らかになりました。 2016年6月7日
6月5日、中原平和公園でのヘイトデモを中止に追い込んだことは本当に嬉しいことでした。さて、「ヘイトスピーチ解消法」(正式には「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」)成立前後から目まぐるしく情勢が動いています。
議会準備と重なって報告できなかったので、少しまとめてみます。
まず大きな流れです。
5月24日 ヘイトスピーチ解消法が成立
5月25日 日本共産党川崎市議団が「公園の使用不許可」を市長に申し入れ/同県議団も「解消法にもとづく厳正な対応」を県警に申し入れ。
5月26日 「かわさき市民ネットワーク」、共産・民進・社民の国会議員(秘書)、地方議員による超党派の川崎警察署申し入れ
5月30日 公園使用不許可を求める市議会要望書(60人の全市議が賛同)を川崎市議会議長が川崎市長に提出/日韓友好川崎市議会議員連盟、川崎市日韓親善協会(元参院議員(自民)が会長、田中衆院議員(自民)が同行)も同趣旨の要望を市長に。
5月31日 川崎市がヘイトデモ常連団体への公園使用不許可を発表「市民の尊厳守る」と市長コメント
6月1日 ヘイトデモ主催の男性が中原警察署に道路使用許可を申請
6月2日 日本共産党(畑野衆院議員と国政候補、県議・市議)が、道路使用許可を認めないよう中原警察署に申し入れ/横浜地裁川崎支部がヘイトデモを繰り返す団体の主催者に対し、社会福祉法人「青丘社」の事務所から500m以内への接近禁止を命じる決定。裁判長は「人格権の侵害」「集会や表現の自由の保障の範囲外」と結論。
6月3日 ヘイトスピーチ解消法施行/警察庁が同法にもとづき不当な差別的言動の解消に向けて警察活動を推進するよう求め、違法行為を認知した際には厳正に対処するよう求める通達/日本共産党(畑野衆院議員、県議団、市古市議団長)が神奈川県警・公安委員会に通達の趣旨にもとづき道路使用を許可しないよう求める申し入れ
6月5日 中原平和公園(川崎市中原区)でのヘイトデモに対し、数百人の市民が抗議。警察の説得によりヘイトデモは中止に
中原平和公園から武蔵小杉駅へのヘイトデモが予告された6月5日、「『ヘイトスピーチを許さない』川崎市民ネットワーク」は10時から公園前での抗議行動を提起。
私は川崎ヘイトデモに対する抗議・宣伝行動の経験を重ねてきたので、党川崎中部地区委員会と協力して渡辺学市議(幸区)と共に「バックアップ役」として武蔵小杉駅前で広く市民に訴える宣伝行動をしていました。
中原平和公園での抗議と監視行動には、中原区の大庭市議と市古市議団長(視察区に来るという市の担当者の激励を兼ねて)、君嶋・大山県議、畑野君枝衆院議員(現状確認と警察への激励兼ねて)という配置でした。
中原区をはじめ地域の党員・後援会員が多く参加されていました。「今までのデモにも腹が立っていたが、川崎区だったから参加しなかったけど、中原に来るなら黙っていられない!」という怒りを感じました。
駅前を通る一般の方も「仮処分でたんだよな…」「ああ、ヘイトスピーチか」などこの間の報道でよくご存知のようでした。従来よりさらに「社会の害悪だ」という認識が広がっていると感じました。
10時過ぎに小杉駅東口で、畑野君枝衆院議員、あさか由香(参院神奈川)、椎葉かずゆき(参院比例)、大山奈々子県議と「ヘイトスピーチは許されない」と訴えているときに、有田芳生参院議員(民進)が通りかかり、畑野さんが「有田さんもぜひ訴えを」と呼びとめて、飛び入り参加していただきました。過去の経過はいろいろいろいろありますが、「日本共産党」のノボリ旗のもとで有田議員とともに演説する、まさに「野党共闘」を実感してジーンときました。
その後、地元での「くらしの相談センター応援コンサート」のため川崎へ帰る電車内で、市古市議団長から「ヘイトデモは中止に」との連絡を受けました。嬉しすぎて動揺してスマホを車内で落としてしまい、他の乗客の皆さんに迷惑をかけてしまいました。
今回の市民の抗議でヘイトスピーチを中止させたこと、「民主主義ってこれだ」のまた一つの形だと思いました。
日本国憲法の「公共の福祉」を実地で学びました。ヘイトデモの「表現の自由」と差別扇動による人格権の侵害。二つの権利のぶつかりあいに、地裁川崎支部の“ヘイトデモは人格権の侵害であり「集会や表現の自由の保障の範囲外」と結論づけた桜本接近禁止の仮処分”は日本国憲法の「公共の福祉」の観点で「ヘイトデモはダメ」と判断しました。川崎市の公園使用不許可の決定も同じ精神だと思います。
自民党憲法草案は、この公共の福祉を「公の秩序」と書き換えています。これだと「道路をふさぐカウンターも秩序の破壊者」とされかねません。あらためて日本国憲法の意義とそのもとで「ヘイトスピーチ解消法」ができた意味を感じます。
法施行の効果は絶大でした。これまで「シットイン(座り込み)」でヘイトデモを阻止した市民に対し警察が「ごぼう抜き」に排除していたのが、今回はしませんでした。カウンターの抗議を黙認し、主催者に対しデモ中止を「説得」しました。川崎市の「公園使用不許可」も新法の力です。
しかし、中原区ヘイトデモ主催者は「デモができないのは言論弾圧だ」などと発言しています。横浜地裁川崎支部が「表現の自由の保障の範囲外」と結論づけたように、「差別扇動の自由」など、どこにもありません。
今後、「ヘイトスピーチ解消法」にそって条例や要綱などを改正して「不当な差別扇動行為を行うことが明らかな場合は、不許可とする」などの規定をもりこみ、公的施設の使用許可の基準を明らかにしていくことが必要です。さらに、差別扇動行為による人権侵害を許さないことと表現の自由への配慮を両立させるために、差別的な言動や表現がヘイトスピーチに当たるかどうかを判断し、公的施設使用の是非などを審査する、第三者による「審査会」を設置することなども、求められます。
法律ができ、ヘイトデモを中止に追い込んだ結果、次のステージに進みました。ますますやりがいありますね。
*どうやら、川崎デモでの一連の行政の動きには、日本共産党と議員が絡んでいるようですね。