ぼかしとカット基準の2回目です。
ぼかしを取り払ったり、カット記事をオープンにしたりすると、ほとんどの場合、他の記事、事案に影響が出てきます。ぼかしやカットは大きな影響を考えての処理ですから、実に細部にわたっての検証が求められるのです。2015年まであと半年を切って、かなりの部分がオープンにできるようになりました。
何といっても大きいのは中韓の反日共闘で、7月3日の周、朴会談はすでに5回目をかぞえ、中韓vs日米という、仮想敵国がまさに敵国確定になりつつある状況は、安倍政権の掲げる「日本再生」にとって強い追い風となっています。
余命では2月記事より、かなりオープンしておりますが、それでもぼかしやカットは存在します。個人では全体の処理は大変な作業です。そこで、それらの事案の機密性、公共性、必要性等を検証していただくことにいたしました。メンバーは前回、余命時事放談会プラス、中国ネイティブで中露韓の専門家Eさんです。
余命....
ぼかしの連鎖が予想されますが、事案のぶっ飛びは気にせずに進めていただいて結構です。必要な部分は編集をいたします。なお途中の資料については、あとで適宜に差し込みをいたします。今回はかなり長時間となりそうですがよろしくお願いします。まずAさんから。
A....
前回の放談会での発言が、一時カットされ「余命時事放談会フォローアップ」で記述された。その中の後半部分の抜粋。
....対外戦争や日本を貶めようとしている反日勢力を駆逐することを目的とする国家公認の戦闘組織が自衛隊だ。その勢力が日本人であれ外国人であれ、有事の対応は基本的には同じである。余命さんはこのままいけば民兵組織立ち上げというような事態になるよと、優しく警告しているが、それは間違いないと思う。ただしそれは早くても2016年になってからの話だ。
現状、急速に悪化している日韓関係は、いつ発火してもおかしくない。安倍政権も自衛隊もそれを待っているふしがあるから予兆があれば一気に作戦開始となる可能性がある。その際の対応は間違いなくクリミア方式だから、とりあえず短期間でカタはつくだろう。
メディアを1日で制圧、政治組織と軍も2日で制圧したあとは、クリミア内部の情報は何一つ出てこない。完璧な作戦だった。いろいろなサイトの書き込みに、日本においては秘密裏にクリミアのような武装組織はできないとのコメントが数多く踊っていたが、それは彼らの願望にすぎない。
自衛隊の活動は日本の反日メディアが報道しないだけで、別に隠しているものはない。HPでその実態は常に公開されている。2014年からの中期防での増員に限らず、自衛隊では常時隊員募集をしている。正規隊員になるための倍率がいったいどれだけか知ったらみな驚くだろう。また今年の予備自衛官の訓練日程も公開されている。びっしりだね。
ブルーリボン傘下の自衛官OBまで含めると、すでに2万人近くが待機状態にある。
別に秘密でも何でもないんだから、余命さんはっきりと記述してもいいんじゃないかと思うけど。....
A....
ひとつひとつかたずけていこう。
①中期防
②2万人近くが待機状態
③クリミア方式
....中期防
10年サイクルの防衛大綱と5年サイクルの中期防衛計画がある。2008年の大綱を2009年民主党が政権奪取後、早々に見直しをして自衛隊戦力削減に走ったことは周知の事実である。この3年有余は軍事費の削減だけでなく関連の事業も「二番じゃだめか」の村田蓮舫に代表されるように日本を貶める勢力が跋扈していた。安倍政権では、管元総理の時代の自衛隊員1000人削減を施行停止、かつ4000人増員ということで、実質5000人増員ということになった。5000という数字はそういう意味である。
管が自衛隊イベントに恐怖感を覚えて避けていたというのは理由があるんだな。ちなみに学生諸君のVIP5は管、小沢、福島、河野、蓮舫だそうだ。
....2万人近くが待機状態
余命は実に優しい。(笑い)今のような反日を続け、日本を貶め蚕食すれば、いずれは民兵組織のような集団ができて一大事になりますよと優しく警告している。しかし、これはまさに「馬の耳に念仏」だな。義勇兵とか民兵立ち上げという事態は、実際にはまず可能性はない。政府はそうなる以前に手を打っている。在日武装勢力や反日勢力が武装蜂起するような事態には至らない。
しかし、問題は在日武装勢力や反日勢力が日本の準備を過小評価している場合だな。実際に他のサイトの書き込みを見てみるとなめているようなコメントが多い。ド素人が集まっての兵隊ごっこで何ができるという論調がほとんどだね。
このあたりは大変難しいところで、余命はこれ以上の記述は避けている。しかし、予備役の兵員数や訓練、装備その他はオープンであって秘密でも何でもない。よってそこまで踏み込んでもいいんじゃないというのが私見だった。
予備役8000人、増員5000人、加えてOBである。予備役は定期的に最新システムに適合するよう訓練を受けている。またOBは年令にばらつきはあるものの全員が陸海空の別なく基礎教育である戦闘訓練を受けている。つまり最低限、歩兵として銃器を扱えるということだな。まあ、いまの60代は元気だから、それを含めると全国で数万のOBはいるだろう。田母神ブルーリボンの登録OBがどのくらいか承知していないが、活きのいい若手OBが全国で万と見れば、あわせて予備待機兵力は少なくとも2万人近くにはなるだろうという計算だ。
この予備役、OB部隊は潜在的なもので、普段は存在しない。しかしいったん編成となると、自衛隊普通化部隊並の装備となる本格的戦闘部隊だ。コソボでは得体の知れない武装組織(実際はセルビア国軍)が、クリミアでは武装組織(ロシア系、実質ロシア軍)が活躍した。そして日本では潜在的武装組織が存在する。かたちは全く一緒だな。反国家勢力の掃討、駆逐には超法規的武装組織は絶対に必要である。日本は準備完了ということだ。
反国家勢力の駆逐殲滅はこの組織が担当することになる。
ふたつ目の大きな問題点は韓国独特の身勝手な考え方だ。これだけ日本をバカにして貶めておきながら、いざという時は経済的にも、軍事的にも、日本は韓国を助けてくれると思っている。(大笑い)集団的自衛権の行使について、あれだけ関与に反対しておきながら、日本が冷たい態度を示したり、朝鮮半島有事の際の邦人引き上げについて米軍と打ち合わせをしようものなら、日米は韓国を見捨てるのかと目をむいて怒り狂う。
現実に目を向ければ、有事の際でも韓国支援に自衛隊が出動なんて100%ありえない。日米共に静かに半島から引こうとしている現実がまったくわかっていない。安倍にとって一番困るのは、韓国の手のひら返しで、日本へのすり寄りであったけど、幸か不幸か朴の反日外交で、韓国国内も在日も身動きができなくなってきた。親中国議員、親韓国議員は悲惨だね。(笑い)二階や高村、額賀なんて一歩間違えば売国奴扱いだからな。(笑い)
そもそも彼らの立場がどんなに危ういものかということが全くわかっていない。一銭も払っていない外国人が年金支給を堂々と要求し、それを当たり前のように支給、大金持ちにも申請鵜呑みの生活保護支給、反日学校に対するデモ行為に対し、損害賠償判決の反日裁判官、数々の在日特権が当たり前になっている天国日本の実態は、もはや足が抜けない。
在日は第二次大戦中、日系アメリカ人がどれだけの差別を受けていたか知っているか?
在日はどれだけの血を流してアメリカ人として受入れられようとしたか知っているか?
在日は永住許可があっても日本国籍がなければただの韓国人だ。だが日系二世の場合には彼らは米国人であった。しかし、戦時には全財産を没収され強制収容所に入れられ、若い世代が志願兵としてアメリカのために欧州戦線で戦った。それでも戦争が終わるまで収容所から出るどころか名誉回復すらされなかったという歴史的事実がある。
私的経験になるが、シリア、アフガン、イラク、どこでもそうだが、戦時に法など存在しない。ましてや日中戦争とか、日韓戦争ともなれば、双方の国が敵国に対する憎悪のかたまりとなって引き上げなど、まず不可能だ。現実問題として安倍が中国在住日本人や韓国在住日本人の安全については実質、自己責任とする対応は当然であろう。この期に及んで、なお、韓国旅行とか中国旅行とか出かけている人たちがいるようだが、日本という国に迷惑をかけないで欲しいものだ。
ちなみに中国については、100%国による帰国は不可能。韓国についても集団的自衛権に基づいての米軍との邦人引き上げ輸送に関する連携も自衛隊機派遣は無理だと思われる。いずれにしても引き上げの対象は大使館や政府関係職員、公務員のレベルであって、基本的に民間人は対象となっていない。
さてこの関連でクリミア方式についてEさんお願いします。
E....
まず「時事放談会ウクライナ問題」から部分引用です。文中のB、D、Cさんは今回のメンバーとは違います。
B....
それではロシア軍のクリミア攻略戦をみてみましょう。結果はご承知のとおり完璧なロシアの作戦勝ちでした。まさに教科書とおりの作戦でコソボがモデルとなっていますね。 以前、このブログでも取り上げていましたが、このクリミア攻略戦は民族紛争の恐れがあって、また内戦となる恐れがありました。泥沼化する可能性があったのです。しかし収束には1日かかりませんでした。とりあえずウクライナには陸軍も海軍もそこそこのものが存在していたにもかかわらずです。
当初ウクライナ海軍に対しロシアは降伏を求めました。その後はロシア軍の目立った動きはなく西側は油断しておりました。ところがロシア系住民の正体不明の武装勢力が各地に蜂起しあっという間にクリミア全土を制圧してしまいました。セバストーポリのウクライナ総参謀本部も一瞬で占拠されました。その時点でやっと武装勢力が背後にロシア正規軍が控える民兵組織であることが判明したのです。
民兵組織の立ち上げと秘匿作戦には圧倒的住民の支持が必要です。ロシアは何ヶ月もかけて準備を進めてきたのでしょう。作戦は教科書とおり、報道機関の制圧と組織破壊でした。報道では無血制圧ということですが、情報が完全にコントロールされているため実際はどれだけの犠牲者が出ているのか不明です。昨日、ウクライナ海兵隊が降伏撤退という報道がありましたが、実際他では戦闘になって殲滅されている可能性があるのです。
現在では表向きはロシア正規軍は関与しておらず、住民の自主的行動による独立であり、その要望によるロシア編入であるとしていますが、少なくともロシア海軍は進駐しており、かなりのロシア軍部隊が入っていると思われます。この緻密さは実戦経験によるものなんでしょうが、ロシア軍のイメージではありませんね。(笑い)
D....
軍事作戦というものを少しでもかじっている者には1日で作戦完了とは驚きですね。クリミアは全体が軍関係の都市で軍事施設が非常に多いところです。セバストーポリは中でも昔要塞のあったところで軍の中枢施設が集中していて警戒も厳重です。メディア制圧に何百カ所、各軍事施設を正確に把握してそこに必要な武装兵力の制圧配置するなんて作業は、とてつもない緻密さが要求されます。
クリミアではネットも完全に押さえ込まれています。ロシアの民兵作戦は大成功でした。
C....
クリミアは完全に報道規制されていますからわかりませんが、ウクライナ系住民は悲惨な状態になっているのではないかと心配されますね。
というのも、この関連で東亜といわれる東欧ロシア、アジア中国、韓国は人の命に関する意識が極端に低く、紛争時には想像もできないレベルで虐殺を行います。東欧の民族問題、第二次世界大戦、スターリン、毛沢東、朝鮮戦争からの一連の韓国虐殺事件、ベトナムライタイハン、枚挙にいとまがないからです。 引用終わり....
E....
Aさんが言われたのはクリミア作戦そのものだと思うので、帰属等歴史問題は除きます。経緯については上記の通りで、まあ、できれば事前に「時事放談会ウクライナ問題」や「ロシア考察」ぐらいは読んでおいていただきたいですね。
まとめはAさんにお任せとして、クリミアの戦闘そのものについて考察します。戦闘に際して勝利には軍、政治システム、メディアの制圧が絶対必要です。個別に検証します。
....メディア
2012年にはウクライナにおける親ロシアメディア対策として、西側よりの政権によってテレビ局やその他メディアは大統領や与党の批判が禁止され、検閲が導入されました。そのためウクライナの検閲がロシアに変わるだけでメディアの制圧は実に簡単でした。
3日目以降の情報はクリミア中央テレビ、RT(ロシアトゥデイ)をはじめその他は完全にロシア側にコントロールされてしまったのです。
ウクライナのメディアは同国東部の工業都市ルガンスクで10日、クリミア半島のロシア編入に批判的な報道を展開していた地元テレビ局に親ロシア派武装集団が押し入り、施設を占拠、局関係者は全員拘束されたと報じました。(拘束されたといわれる関係者の消息は今もって不明)これがクリミア国内メディアに関する唯一の記事です。
したがって、以降の報道はすべてロシア側に偏向していることに注意が必要です。
....政治システム
3月2日に議会が武装勢力によって占拠され、議会は機能を失いました。議員は明確なロシア系以外は拘束されたようです。これも今だに消息は全く不明です。またウクライナ軍総参謀本部も同時に占拠され軍高官は全て拘束されました。これら将官が無事にウクライナに送還されたかどうか、情報は全く沈黙しています。
....軍関係
3月1日、オバマ、プーチン電話会談後、深夜になって親ロシア派武装勢力がウクライナ陸軍軍事施設、基地に侵入、翌2日昼過ぎにはほぼ制圧を完了しました。一部の基地では抵抗があったようですが大規模戦闘にはならず、またロシアに降伏せず、忠誠を拒否した一部の将兵は即刻ウクライナ本土へ送還されたようです。その他、多くの基地では軍内部で対立が続いていたようですが、24日になってウクライナ軍全員に対して、ウクライナ政府が軍撤退を決定、クリミア併合は事実上完了しました。
海軍については、完全にロシアが手を回していて、ウクライナ海軍トップのベレゾフスキー司令官が2日、親ロシアのクリミア自治共和国首相に忠誠を宣誓、ウクライナ新政権は同日、国家を裏切ったとして同司令官を解任し、検察当局が訴追手続きを始めたと発表というどたばた喜劇。
新政権は1日にベレゾフスキー氏を司令官に任命したばかり。ロシアが軍事介入の動きを見せるなかの、大打撃。海軍はウクライナ南部クリミア半島セバストポリにある海軍本部がロシア側に包囲された段階で降伏したという。
メディア、政府、軍を瞬時に制圧し、あとは個別に処理という教科書通りの作戦でしたが、この電撃作戦の成功の鍵は、ウクライナの油断もありましたが、最大の理由は長期間にわたる、地道な敵味方の色分け作業に尽きると思います。敵味方、ロシア派、反ロシア派の明らかな識別が作戦を完璧にしました。
10日にはロシアでウクライナのデシツァ外相が同国南部クリミア半島を本拠地とするロシア黒海艦隊の早期撤退を要求しない意向を表明、また、外相はインタファクス通信のインタビューで「2010年に当時のヤヌコビッチ政権がロシアと42年までの駐留延長で合意した駐留合意破棄を政府レベルで話はしていない」と完全に腰砕け。さらには米欧の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)に早期に加盟する可能性までも否定しました。
また3日以降、ロシア軍は半島におけるウクライナの公的施設を次々に手中に収めていて、地元メディアによるとシンフェロポリでは10日、親ロ派自警団とみられる集団がウクライナ軍の病院に突入し占拠。看護師や患者が病院内に閉じ込められたそうです。
ロシア編入の是非を問う16日の住民投票の結果、クリミア独立、ロシア帰属が決定したあとは、ロシア軍側がウクライナ軍部隊に投降を迫って最後通告を突きつける事態が頻発。24日未明には東部の海兵隊基地がロシア側に制圧されました。北西部では数隻の海軍艦船が投降しました。同日、ウクライナはロシアが併合を進める南部クリミア半島からウクライナ軍を撤退させると決定。これで同国によるクリミア半島併合が事実上完了することになりました。
ところで話の中に出てきた武装勢力あるいはロシア軍による拘束者、またウクライナ本土への帰還者については双方に全く関連情報の発表がありません。公式には数十名の死傷者ということですが全く信用できないですね。Aさん、とりあえずこんなところですが...。
A....
ありがとう。これで実際的な日本との比較ができる。中国は日本との軍事格差があまりにも大きいことがわかって、現場での偶発的な衝突以外は間違っても戦争になることはありえないが、韓国は事情が違う。それは日本国内でどっぷりと在日特権に浸かっている在日が原因だ。2015年7月8日以降、あらゆる場面で衝突がおきるのは必至だろう。冒頭に述べたが、彼らは韓国語が話せず、ハングルの読み書きができなくても日本人ではない。
余命は通名問題やその他、機会あるごとに在日の日本における危うさを警告しているが、優しすぎて警告にならない。(笑い)言っていることに間違いはないが、日韓の場合には、すでに強烈な憎悪感があるから、戦争という規模にならなくても、衝突事案が日本国内では反国家勢力駆逐、売国奴狩りとエスカレートする素地が多分にある。
すでに中国も韓国も国民意識は反日一色で、開戦となれば在中、在韓の邦人の帰国の可能性はまずない。しかしそれは日本も同じだ。そんな場合には人権も法律も吹き飛んでいる。みな大政翼賛となるのは当然だ。
このような必然的な帰結から逆をたどると、事前の対応が見えてくる。クリミアにおいては反国家勢力の駆逐殲滅には、メディアの殲滅破壊(親露であって殲滅破壊はなかった)、武装勢力の殲滅、反国家政治家の駆逐が徹底した色分けのものに実行された。日本も全く同じように進行している。あと1年で韓国が突然、親日になるとか、在日や、ヤクザが全員韓国に帰国とかのサプライズがないかぎり凄まじい事態は避けられないだろうな。
ここまでとりあえず、隠していることは何もなくても結論は出せる。これでこの事案関連のぼかしはだいぶとれただろう。(大笑い) つづく