テーマ【号外8699】
外国人留学生の起業促進に反対する
ご要望
「日本人が起業しないので、外国人留学生に起業させよう」です。
政府は相当に、頭が悪いでしょう。
日本には「日本人は起業のリスクを恐れている!」という言説がまかり通っています。これは事実と異なります。
そもそも論ですが、アメリカがベンチャー大国! というイメージ自体が間違いです。
日本の起業率、起業数が少なくなったのは単に、景気が悪いからです。
冒頭の記事は、政府が「日本人が起業しない……外国人留学生に頼ろう」という報道です。そのために規制を簡略化したりするそうです。
外国人留学生だろうが、日本人だろうが、制度が多少面倒でも「儲かる見込み、見通し」があれがこぞって起業します。
起業はなんのためにするか? 儲けるために、決まっているじゃないですか。
日本はよく、外国と比べて「起業家が少ない!」といわれます。それは嘘です。
1997年をピークに、「起業の担い手」が減っています。当たり前ですよね、デフレで景気が悪いんだから。
報道や記事では「欧米に比べて、日本人はリスクを嫌う!」「起業がキャリアに欧米はなると思っているが、日本は思ってない!」みたいなものがありますが、全部「どうでもよくなる」事実でしょ?
だから途中で言ったのです。「起業なんて、儲けるためにやるもんだ」と。その見通しが立たなけりゃ、外国人留学生だって起業するわけがありません。
あたり前のことすらわかっていない日本政府は、脳みそが「足りてない」のです。
起業とは「投資」です。「投資」とは「イノベーションを生む源泉」です。
では投資とは? 「儲かる見通し」がたって初めて生まれるものです。「儲かる見通し」とは? 「需要が旺盛である」ことです。
需要こそが「イノベーションを生み出す源泉」だったのです。必要は発明の母、必要とは需要です。
財政出動をして、景気を良くすれば「起業家」は勝手に増える、というお話でした。
外国人留学生の起業に反対する。 なぜ、日本の学生を支援しない。
参考:
shin-geki.com/2019/06/15/外国人留学生の起業促進?日本人が起業できる経/
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00000113-jij-pol
www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h23/h23/html/k311300.html
www.mag2.com/p/news/228732