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テーマ【号外8738】
宮古島からの弾薬の撤去に反対する
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(2019.4.7 産経新聞 www.sankei.com/politics/news/190407/plt1904070047-n1.html より引用)
 岩屋毅防衛相は7日、南西防衛の一環として3月末に新設された陸上自衛隊宮古島駐屯地(沖縄県宮古島市)を視察した。地元への説明不足が原因で、防衛省は駐屯地に保管されていた中距離多目的誘導ミサイルと迫撃砲の全弾薬を島外に撤去したばかり。撤去を指示した岩屋氏は地元に謝罪したが、宮古島は空の発射機と軽装備での対処を強いられる隊員が残される異常事態に陥っている。

 「弾薬はすでに島外に搬出を終えている」

 宮古島駐屯地警備隊の隊旗授与式に臨んだ岩屋氏は7日、記者団にこう明かした。防衛省は地元住民に対し、駐屯地に保管するのは「小銃弾等」と説明してきた。実際は、より火力の強い中距離多目的誘導ミサイルなども保管したことで反発を招いた。岩屋氏は「明示的に説明ができていなかった」と語り、宮古島市の下地敏彦市長、地元住民の代表者との面会で「大変申し訳ない」と謝罪した。

 地元住民への配慮を優先したわけだが、防衛態勢には重大な欠陥が生じた。宮古島に配備された警備部隊は有事の際の初動対処を担う。侵攻する敵舟艇や上陸部隊を迎え撃ちながら、味方増援部隊の受け入れ態勢を整える。中距離多目的誘導ミサイルや迫撃砲はその主力装備だが、弾がなければ張り子の虎にすぎない。

 警備部隊が使える武器は小銃や機関銃などの軽装備に限られ、陸自隊員は「火砲やミサイルなしでどう戦えばいいのか…」と語る。別の隊員は「いざとなったら迫撃砲の筒で敵をぶん殴ればいいのかな」と自嘲気味にこぼした。
(中略)
 弾薬は最終的に宮古島内に新設する弾薬庫に移すことになるが、用地取得すら済んでいない。完成しても警備部隊がいる駐屯地とは約14キロ離れ、一刻を争う初動対処に穴があいた状況は解消されない。

 抑止力にも弊害が出る。陸自関係者は「わざわざ弾薬を外に運び出すということは『私たちはこれから丸裸になります』と宣言しているようなものだ」と懸念する。5日には弾薬撤去をあざ笑うように、中国海軍の艦艇3隻が宮古島と沖縄本島の間を通過した。
(引用終わり)


自民党内では安全保障に精通していると言われた岩屋防衛大臣だったが、ここまでくるとこの人では日本を守ることが出来ないと思う。
大体、防衛大臣が住民の反発をそのまま聞き入れて国が守れるか?
南西方面の防衛として与那国島に沿岸監視隊、宮古島と石垣島に警備部隊と地対空・地対艦ミサイル配備、鹿児島県西之表市の馬毛島には海上・航空両自衛隊の拠点として守りを固めている中、これはやってはいけない失態であった。
特に中国は海上民兵が宮古島を軍事拠点にする計画があると言われているのに弾薬を撤去してしまった。
日本という国は「反対工作」をすれば国の守りまでおろそかにすることが明らかになってしまった。早急な撤回を求める。

参考:
ameblo.jp/bonbori098/entry-12453197042.html

宮古島からの弾薬の撤去に反対する

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