官邸メール詳細
テーマ【号外227】
創作物に対する表現規制に慎重な議論を要望する
ご要望
自民党はこれまで東京都青少年健全育成条例、児童ポルノ禁止法改正等に賛成し、青少年健全育成基本法の提出を検討するなど漫画、アニメ、ゲーム等への規制を検討する法案を推進する立場に立っているが、こうした法案に関して客観的で慎重な議論を求める。

「漫画、アニメは有害であり、社会を堕落させる」という理由から、アメリカ、韓国ではそれぞれコミックスコード、アチョン法が作られた。その結果、性的な表現に留まらずタバコ、刃物等様々な描写が規制対象になり、アメリカでは当時隆盛を誇ったアメコミが衰退、韓国においては逮捕者が続出するなどして社会が大きく混乱した。一方で、表現に関する法的規制が少ない日本では、様々なテーマや表現技法に基づいたアニメ、漫画、ゲーム等が作られたことで、多彩なジャンルの作品が生まれ続け、文化として確立している。

無論、表現の自由は無制限に存在するのものではなく、責任も伴うのは自明である。適切なゾーニング強化による過度な性表現や残虐描写の拡散防止、未成年であっても閲覧可能なネット上に氾濫するアダルト広告への対策など考慮すべき点も多い。しかし同時に、創作者が表現する行為そのものに法律で規制をかけることは、過度な自主規制、検閲を招きかねない上に、漫画、アニメ等の文化が衰退してしまうのではないかと強い危惧を覚える。

この件で積極的に活動していた山田太郎氏が2016年参院選において、29万票を獲得していることからわかるように表現規制問題に関心を持つ国民は増えている。この問題を利用して立憲民主党、共産党、民進党、社民党などの政党を支持しようという呼びかけもSNS上などで見受けられた。

現在のコンテンツ産業の市場規模は12兆円にも達し、大きな市場となっているだけでなく、日本のコンテンツに触れたことをきっかけに、来日したり、アニメイベントに来場したりする外国人も増加傾向にある。創作物における表現の自由を最大限に尊重しクールジャパン文化を守り、世界へと戦略的に発信していくことが日本の国益につながる。
安倍総理大臣、および政府に適切な対応を求める。そして、表現を規制する議論ばかりでなく、実際に虐待、性的被害に遭っている児童、青少年を救済するための対策を要望する。

参考URL
animationbusiness.info/archives/5160
dankanemitsu.wordpress.com/2016/10/19/tyrannyofcreativeworks/
www.excite.co.jp/News/economy_g/20151018/zuuonline_85636.html
www.keidanren.or.jp/policy/2016/069_shiryo1.pdf
afee.jp/2015/12/21/6917/
www.paradisearmy.com/doujin/pasok_comics_code.htm
originalnews.nico/23592
originalnews.nico/11787
news.livedoor.com/article/detail/10904407/
go2senkyo.com/articles/2016/11/17/26767.html
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