日本は外国国章損壊罪で、外国の国旗・国章の損壊は罰せられるが、日本の国旗・国章に対する損壊行為については罰する規定がない。 このため、一部の日本人や外国人が公然と日本の国旗を裁断、焼却するなどの日本国家に対する侮辱行為を行っている。 外国では自国の国旗・国章に対する侮辱行為に刑事罰が設けられているのが一般的であり、今の日本の状況は異常である。 外国の国旗を侮辱すれば罰せられるが、日本の国旗を侮辱しても罰せられないというのは、不公平であるばかりでなく、 日本国民のアイデンティティという観点から見ても問題である。 また、外国人が他国の国旗・国章を裁断、焼却するなどの行為は強いメッセージが込められた政治活動と言ってよく、 日本国民の意思決定に影響を与えるレベルの政治活動を禁止している日本国憲法とも不調和であり、民主主義に対する攻撃と言ってよい。 したがって、政府は日本の国旗・国章の損壊行為に対する刑罰の規定を創設すべきである。