テーマ【号外857】
入管難民法の抜け穴を塞いで下さい
ご要望
入管難民法(出入国管理及び難民認定法)の2004年改正で、「難民申請中は強制送還されない」「来日後60日以内だった申請期限を撤廃」…など難民保護のための改正(改悪?)が行われた。
更に、民主党政権下での2010年法改正の結果、「申請中の難民の貧窮を防ぐ」名目で、申請後6カ月を過ぎれば、難民認定されなくても就労できるようになった。
難民認定自体は非常に難しいが、申請の受理に関しては、たとえ虚偽であっても書類さえ整っていれば受理される。申請が通らなくても、これを何度も繰り返せば、ずっと滞在できてしまう。
今現在、この「抜け穴」利用で、合法的に不法滞在を継続している外国人が5000~6000人ほど存在するらしい。難民受け入れについての議論が巷間盛んだが、日本では実質、既に『難民』を受け入れているに等しい。
しかし、入管法の本来の目的から外れ、難民(=不法滞在者)がさらに増加する事は、治安維持の観点からも非常に好ましくない。
法改正を「5年かけて審議する」という悠長な話が、漏れ聞こえてくる。それでは間に合わない。
速やかな入管難民法の改善と、厳正な法適用を要望する。