官邸メール詳細
テーマ【号外735】
抗生物質耐性バクテリアの出現に対する措置・対策のお願い
ご要望
厚生労働省並びに通商産業省他該当官庁におかれては下記について可及的速やかに情報収集、対処、注意喚起をして戴きたい。
 
→遺伝子工学、細菌研究、薬学等の研究機関への政府による資金供給。対策プロジェクトの主導など
 検疫体制の見直し、輸入基準の厳格化、禁輸措置など
 渡航規制、政府広報などによる国民への周知徹底など
 往来助長によって感染可能性が拡大する可能性とビザ緩和の是非の検討など

(以下引用)
 
『中国 抗生物質の全く効かないバクテリアの遺伝子が出現』
 
 中国の家畜と人間の体から、抗生物質の全く効かないバクテリア(超細菌)の遺伝子が発見されたそうです。これは、イギリスの医学雑誌『ランセット』が伝えたもので、このバクテリアは異なる生物間でも伝播し、細菌間での複製や伝播も可能なため、全世界に拡散する可能性があるそうです。
 
最近までは、抗生物質に負けないバクテリアに唯一対抗できるのはポリミキシンだけとされてきました。
2012年、世界保健機構(WHO)はポリミキシンから作られた薬剤のひとつであるコリスチンを人体の健康に
非常に重要な薬剤として挙げましたが、中国の農場ではブタや鶏の成長促進剤としてコリスチンが大量に
投与され続けていました。

南中国農業大学のイ・ユンリュ氏の率いるグループの研究により、コリスチンが大量に使用され続けたことで、
コリスチンに負けずバクテリアの間を自由に移動する遺伝子が出てきたことが明らかとなりました。

この遺伝子はすでに中国南部で広く普及してしまっており、精肉の試験では15%の肉に、また2011年から
2014年の間に採られた分析用の動物の血液では21%から見つかっているそうです。

 更に危険なのはコリスチンの効き目がない遺伝子はすでに人間の病気でも威力を発揮するようになっている
そうで、遺伝子は中国南部の病院の採血、採尿の1322例のうち16例から見つかっているそうです。

 中国での状況は動物への投与を禁じてももう修正は不可能だそうで、遺伝子は抗生物質とのコンタクトが
なくても消えることはないそうで、この問題を解決する方法は今のところないそうです。 
 
 
↓(元ソース)【lancet.UK】
 
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(15)00424-7/fulltext

抗生物質耐性バクテリアの出現に対する措置・対策のお願い

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