農家に働き手が必要であることは十分理解し、外国人労働者はその解決法の一つであることは理解している。 しかしながら現状来日した外国人研修生が毎年5000人前後失踪しその所在がわからない状態が改善されていない。 また、以前から苺の苗の海外への盗難、流出、和牛精子の流出、最近ではさつまいもの苗が中国人に盗まれるという被害が起きている。 普通に考えても失踪外国人が放置されている状態は異常で日本の安全の重大な危機と言わざるをえない。 また農業に置いては長年に渡る研究の成果を他国に奪われている事実を政府が本当に理解しているのか甚だ疑問である。 このような問題が解決されていない状態で「特区」など笑止千万である。 政府は安易な労働力としての外国人流入を決める前に、このような問題の解決を徹底すべきである。 外国人の失踪対策、農業技術の盗難、漏洩対策がなされていない現段階ではこの特区法に反対である。