経団連の言うがまま、安価な労働力が目的なだけの「研修制度(研修・技能実習制度)」拡張は、実質の『移民政策』です。 このような愚策は国を滅ぼします。 一旦受け入れてしまった外国人を再び母国に戻すことは、困難です。 図らずも不法滞在となってしまった場合は、更に困難を極めます。 特に、日本のような『非情になれない国民性』では、なおさらです。 結果、在日(朝鮮人)問題のような、後世へのツケ・遺恨を残す羽目に成りかねません。 長期的に見て、日本国民にとっても、日本でまじめに正規に暮らしている外国人にとっても、また新たに受け入れられた外国人にとっても、デメリットにしかならない。 私は、このような亡国政策には断固反対します。 【参考】『移民』の定義(桑原靖夫 獨協大学名誉教授 / 2008年) 「移民(労働者)」「外国人労働者」の定義は、かなり多様である。国連人口部は「移民」を「出生あるいは市民権のある国の外に12カ月以上いる人」と定義している。 …(以下、略) <出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」>